雨や梅雨の晴れ間に鮮やかな花を楽しもう!梅雨に咲く花5選
梅雨はじめじめして、「なんだか憂鬱な気分になる」
という方もいるのではないでしょうか?
しかし梅雨の時期は初夏にあたり、
ちょうど花が見頃になる植物もあるのです。
今回はそんな梅雨時に咲く花についてご紹介していきます。
梅雨に咲く花①アジサイ(紫陽花)
梅雨に咲く花として
まず思い浮かぶのがアジサイですよね。
ピンクや青など、色は土の土壌の
pH(酸度)によって変わります。
酸性の場合は青、中性から
アルカリ性の場合はピンクです。
品種によっては元々の色が青系・ピンク系と
分けられているものもありますが、
土壌の状態によって色が混ざり合い、
紫になることもあります。
アジサイの種類でポピュラーなのが、
小さい装飾花がたくさん集まり
毬のように丸い形の「西洋アジサイ」です。
代表的な花言葉は「移り気」です。
梅雨に咲く花②ハナショウブ(花菖蒲)
主に湿地や池に生息する花です。
葉がショウブに似ているので
ハナショウブという名前になったと言われています。
よく似た花が「アヤメ」と「カキツバタ」です。
特にアヤメと混同されることも多く、
全国のアヤメ祭りなどの
イベントでも実際はハナショウブ、
ということが多くなっています。
花言葉として有名なのは「嬉しい知らせ」です。
梅雨に咲く花③バラ(薔薇)
種類により異なりますが、バラは5~6月頃に開花する花です。
梅雨時に開花しているものは
「四季咲き」と呼ばれるもので、
開花時期が長い種類でもあります。
他にも「繰り返し咲き」
「一季咲き」という種類も
春先から咲きますので、
春から初夏に掛けては
色々なバラを楽しめる時期と言えるでしょう。
梅雨時でも、ちょうど見頃ということで
バラの催しを行っている所もあります。
花言葉は色によって違うので
プレゼントで考えている場合は注意しましょう。
代表的なものですと、赤は「愛情」、
黄色は「嫉妬」、白は「純潔」です。
梅雨に咲く花④コスモス(秋桜)
秋の花のイメージがあるコスモスですが、
実は梅雨時に咲く場合もあるのはご存知でしたか?
6月頃に咲くのは「早生品種」と呼ばれるものです。
それに対し、秋先に咲くのは「晩生品種」と言います。
色はピンクのイメージがありますが、
他には赤や黄色などもあり、形も様々です。
「チョコレートコスモス」という、名前の通り
チョコレートの香りがするものもあります。
花言葉は「調和」です。
梅雨に咲く花⑤スイレン(睡蓮)
モネの絵で有名な「スイレン」。
水に浮かぶように咲くスイレンの開花時期は4~7月頃です。
根が水中の土の中にあり、そこから
茎や葉が生えて一部が水面に現れます。
これを「抽水植物」と言い、ハスもその仲間です。
ハスとよく似ているので
混同されることも多いですが、
よく見ると葉の形が違います。
水中に咲くので栽培が難しいと思われるかもしれませんが、
「スイレン鉢」という専用の器がありますので
家で育てることも可能です。
品種にもよりますが、花は午前に開き
午後には閉じてしまうことも多いですので、
見に行く場合には注意しましょう。
花言葉は「信仰」です。
まとめ
梅雨の時期は雨が多く、
自然と出かける機会も減りがちになります。
しかし「恵みの雨」とも言いますので、
この後の植物の成長を考えると
大切な時期と言えるでしょう。
雨にぬれた花というのも趣がありますよね。
雨の続く今の時期だからこそ、
梅雨の晴れ間に出かけて
花を楽しんでみてはいかがでしょうか?