麻婆豆腐やうなぎ以外にも!山椒を使ったレシピ!
先日、土用の丑の日がありましたね。
皆さんはうなぎ食べましたか?
子供の頃は刺激のある辛い物が苦手だったんですが、
大人になると、その辛みが欲しくなるんですよね。
でも、山椒ってうなぎ以外に使える物って言ったら、
麻婆豆腐以外に思いつかないですよね。
うなぎについている物もありますが、
ついていないものもありますよね。
ついていない場合は、別売りの山椒を買うと思うんですよ。
瓶タイプの物もありますが、今は使い切りサイズが
何本か入ったパウチタイプの物も売っていますね。
パウチタイプであれば、使う時に封を開けてって出来ますが、
瓶タイプの物だと、一度開けて、
しばらく使わなかったら固まってた。なんてことありませんか?
私の家も固まって使えなくなってる、
なんてことが結構あったんですよ。
かといって捨てるのも…とは思うんですが、
年に1~2回使うか使わないかくらいなので、用途に困りますよね。
というわけで今回は、山椒についてお話していきたいと思います。
そもそも山椒って?
山椒は、ミカン科サンショウ属に類する落葉樹です。
普段食べている粉山椒は、皮の部分になるんです。
七味唐辛子などにも入っていますよね。それも皮の部分なんです。
果実は料理に使われることが多く、葉は彩や、
香りづけに使用されるのだそうです。
原産国は日本で、英語圏では
ジャパニーズペッパーと呼ばれているのだそうです。
実の部分まで余すことなく使用されている物で、
ちりめんじゃこと混ぜ合わせた、ちりめん山椒があります。
山椒の香りもしつつ、ちりめんじゃこの風味も生きていて、
ご飯のお供に合うんですよね。
うなぎに粉山椒がついている理由は、
臭み消しの為についているんです。
確かに、うなぎにかけると山椒のいい香りがしますよね。
独特の臭いが苦手っていう方は、山椒をかけて食べると良いですね。
濃いめの蒲焼のタレと、山椒のさわやかな風味が合ってて、
ご飯の進む組み合わせですよね。
山椒を使ったおかずになるレシピは?
お家にある食材で、ということで、
お肉を使ったレシピをご紹介していきたいと思います。
豚バラとキャベツの山椒醤油炒め
豚バラ 100g、キャベツ 1/4個、長ネギ 1/2本、醤油 大さじ2杯、顆粒だしの素 小さじ1杯、お酒 大さじ1杯、山椒 小さじ1/2杯
豚バラ、キャベツは一口大に切る。長ネギは斜め切りにする。
フライパンに油を引き、豚バラを炒め、火が通ったら一旦取り出す。
同じフライパンでキャベツと長ネギを炒め、キャベツがしんなりしたら豚バラを戻す。
醤油・顆粒だしの素・お酒・山椒をフライパンに入れ、さっと混ぜ合わせたら完成です。
ポイントとして、山椒を一番最後に入れると、
山椒の香りが引き立ちます。
野菜炒めにも山椒を入れると美味しそうですよね。
他のレシピもご紹介していこうと思います。
鶏肉の山椒味噌焼き
鶏もも肉 1枚、サラダ油 小さじ2杯、味噌 大さじ1杯、醤油・みりん 大さじ各1/2杯、酒 大さじ2杯、粉山椒 小さじ2杯、砂糖 小さじ1/2杯、青ネギ 適量
鶏もも肉は、余分な水分、脂肪分を取り除き、皮つきのまま一口大に切る。
青ネギは5cm幅に切る。
フライパンにサラダ油を入れて熱し、
鶏もも肉を皮目から入れて両面に焼き色を付ける。
ふたをして弱火で5分ほど加熱して、火を通す。
その間に、味噌・醤油・みりん・酒・粉山椒・砂糖を混ぜ合わせておく。
フライパンの余分な脂をペーパーで拭き取り、合わせておいた調味料をフライパンに入れて中火で火にかけ、鶏肉に絡める。
盛り付けて、お好みで青ネギを添えて完成。
青ネギの代わりに、お好みで一味や七味をかけても。
味噌の風味と山椒の風味で、ご飯が進みそうな一品ですね!
工程も簡単なので、サッと出来るのがありがたい!
他のレシピはあるのかな??
調べてみると、山椒はマヨネーズとも
相性がいいそうなんです!
副菜として出せる物もご紹介していきます。
山椒ピリリなポテサラ
じゃがいも 350g、たまねぎ 40g、キュウリ 1/4本、ツナ 1缶、マヨネーズ 大さじ3杯、粉山椒 大さじ1/2杯、醤油・酢 小さじ1杯、砂糖 小さじ1/2杯
じゃがいもは皮を剥いて3cm角に切り、サッと水にさらす。
玉ねぎは繊維に沿って薄切りにし、水にさらしてから水気を切る。
キュウリは小口切にし、塩少々(分量外)で揉んでしばらく置き、水分を絞る。
ツナは油分を切っておく。
鍋にかぶるくらいの水とじゃがいもを共に入れて茹で、火を通す。
お湯を切った後、分量外の塩少々を加え中火にかけ、じゃがいもを転がしながら水分を飛ばし、粉吹き芋にして冷ましておく。
ボウルにマヨネーズ・粉山椒・醤油・酢・砂糖を入れて混ぜ合わせ、先程のじゃがいもと、たまねぎ・キュウリ・ツナを加えて和えたら完成。
ポテトサラダのイメージは、
イモがつぶしてあるイメージですが、
食感を残すことによって、食べごたえのあるポテトサラダになります。
副菜ではないんですが…
調べて行くとですね…山椒はデザートにも合うそうなんです。
バニラアイスにかけて食べる物があったりもしたのですが、
もっとびっくりした物があったので、ちょっとご紹介していきますね。
山椒で大人のデザート パイナップルのコンポート
パイナップル 200g、白ワイン 100cc、水 50cc、グラニュー糖 30g、はちみつ・レーズン 各大さじ1杯、粉山椒 小さじ1/2杯
パイナップルは3cm角に切り、レーズンは水で洗っておく。
鍋にワイン・水・グラニュー糖・はちみつを入れてひと煮立ちしてアルコール分を飛ばし、レーズンを入れて、粗熱を取って容器に移す。
容器に移した後、パイナップル・粉山椒を加え混ぜ、冷蔵庫で30分ほど冷やして完成。
山椒を使ったデザートってどんな感じか気になりますね…!
パイナップルは缶詰の物でも大丈夫だと思います。
山椒の使い道は、うなぎを食べる時や、
麻婆豆腐に入れるイメージはありましたが、
ポテトサラダやデザートに入れるイメージはありませんでしたね!
余すことなく使用することが出来るので、
お試しいただければと思います。