レジ袋有料化、メリットとデメリットは？おすすめのエコバッグについてもご紹介

皆さんは普段スーパーやコンビニで買い物をするとき、
エコバックを持参していますか？

基本的にレジ袋をもらうという方が多いかもしれませんね。

予定では2020年の4月から、レジ袋が有料化されるということで
話題になっています。(※2019年6月現在の情報)

では、なぜレジ袋が有料化されるのかご存知でしょうか？

レジ袋はなぜ有料化されるの？

レジ袋が有料化される大きな理由の一つは「環境問題」です。

現在、世界中でプラスチックゴミによる環境汚染が
大きな問題になっています。

不法投棄されたレジ袋やプラスチックゴミが海を汚したり、
動物がゴミを誤って飲み込んで死んでしまったりする例が
後を絶ちません。

レジ袋有料化を疑問視する声もある！

一方で「レジ袋を有料化することによりこれらの問題が
本当に解決するのか？」ということも議論に挙がっています。

もしレジ袋を有料化したところで、利用者数が減らなければ
根本的な解決にはならないからでしょう。

他にも「レジ袋以外にもペットポトルの不法投棄問題など
環境汚染の原因はあるはず」という意見や
「現在もレジ袋有料化を実施している店舗は全国的にあるのに、
なぜ全て一律で有料化するのか」と疑問視する声もあります。

一概に諸手を挙げて賛成できる案とは言えなさそうです・・・。

レジ袋を有料化するメリットには何がある？

ではそういった環境問題は別として、
レジ袋を有料化することにより
何かメリットはあるのでしょうか？

1つ目に「使い捨てという考え方を改める」
というメリットが挙げられます。

もしかしたら「使った後にレジ袋はすぐに捨てる」という人も
いるのではないでしょうか？

そうするとレジ袋は本当に買い物で1回使ったきりで
捨てられるということになってしまいますよね。

エコバッグだとおそらくすぐには捨てないので、
なんでも「使い捨てにする」という考え方を
見直すという機会になるでしょう。

2つ目のメリットは
「レジ袋のゴミが減るかもしれない」という点です。

買い物をしたレジ袋を不法投棄する人も残念ながらいます。

もし有料化でレジ袋を使う人が減るとしたら、
確かにレジ袋の不法投棄は減る
という可能性はあるでしょう。

レジ袋を有料化するデメリットは？

では、逆にレジ袋を
有料化することによるデメリットには
何が考えられるでしょうか？

1つ目に、「新たにゴミ袋を購入することになる」と
いうのが挙げられます。

現在レジ袋をゴミ袋として再利用している場合
有料化でレジ袋が気軽に使えなくなったら
新しいゴミ袋を購入することになりますよね。

出費も増えますし、もしそれでゴミ袋の生産量が増えるとしたら
結果として「ゴミの量も増える」ことになるかもしれません。

2つ目に挙げられるデメリットは「購買意欲の低下」です。

少し買い物をするにも、
「レジ袋が有料だから次の時にしようかな」とか
もしたくさん買おうとしても
「エコバッグに入りきらないから減らそうかな」など
店舗側にとっては少なからず
売り上げにひびく可能性があります。

レジ袋の代用はどんなものがよい？

では、レジ袋以外のものを代用するとしたら
何が挙げられるでしょうか？

1つ目に「リュックタイプの買い物バッグ」が挙げられます。

たくさん買い物をしたときには、重さも結構あるので
背負う方が楽だからです。

また、手も空くので小さいお子さんがいる場合は
よいのではないでしょうか？

2つ目におすすめなのが「小さくなるエコバッグ」です。

小さく折りたたみでき、普段のバッグにも
入れておけるくらいのものがよいでしょう。

レジ袋以外でも荷物が増えたときに使用できるので
1つ持っておくと便利かもしれません。

まとめ

レジ袋の有料化はとても身近な問題ですよね。

消費者側としては、「今まで普通に使えていたものが
気軽に使えなくなってしまうので困る」という方も
多いのではないでしょうか？

確かに有料化は良いことばかりではないですが、
視点を変えて「エコバッグを使うメリット」
を考えてみてもよいかもしれません。

エコバッグには保冷機能が
付いているものや丈夫なものがありますので、
そういう点ではレジ袋よりも
使いやすいというところがあります。

メリットとデメリットをよく理解して、
一人一人が行動していける社会になることが
環境のためになる近道と言えるのではないでしょうか。