気になった話をまとめる日記

日々の気になったことを書いていくブログです。

醸造酒と蒸留酒 二日酔いになりやすいのはどっち?その違いを知っていますか? 

 

二日酔い。

 

お酒を飲む人だったら誰でも一度は

経験したことがあるでしょう。つらいですよね。

 

日本酒は二日酔いしやすい、焼酎の方がよい、

などと聞くことがありますが、どういうことなのでしょう。

 

 

そもそも二日酔いとは

 

お酒を飲むとアルコールが肝臓で分解されます。

そのときにアセトアルデヒドという物質がつくられます。

 

このアセトアルデヒドは身体にとって有害なため、

分解しきれず翌日まで残ってしまうと、

頭痛やめまい、吐き気が起きます。

 

これが二日酔いです。

 

 

醸造酒と蒸留酒

 

お酒に醸造酒と蒸留酒の2種類がある、

と聞いたことがあるでしょうか。

 

代表的な醸造酒は、日本酒やワイン

一方で蒸留酒は、焼酎、ウイスキーウオッカ、ジン

などです。

 

蒸留酒は何だか、アルコール強そう、だから酔いそう。

そんな感じがしますが、どうなのでしょう。

 

 

醸造酒とは

 

醸造酒とは、穀物や果物を材料にして、

酵母でアルコール発酵したお酒です。

 

お米を原料としたものが日本酒。ブドウを

原料としたものがワイン。ビールは大麦が原料です。

 

 

蒸留酒とは

 

蒸留酒とは、醸造酒をさらに加熱。

蒸気となったアルコールを冷やして液体にしたお酒です。

 

例えば、
 お米が原料の日本酒を蒸留すると(米)焼酎

大麦が原料のビールを蒸留するとウイスキー

 ブドウが原料のワインを蒸留するとブランデー

にそれぞれなります。

 

蒸留酒の方が負担が小さい

 

醸造酒は、自然の力で発酵させて

作っているため数十種類ものアルコール成分が

含まれていると言われています。

 

また作り方によっては不純物が含まれていることもあります。

 

これが自然の味の豊かさにつながっているのですが、

成分が複雑なため、アルコールを分解する際に

時間がかかりますし、体に負担もかかってしまいます。

 

一方、蒸留酒醸造酒のアルコールを

蒸気にしてから液体にしているため、

アルコール分が単一ですので、同じ量の

アルコールでも分解する際の時間や負担が少なくて済みます。

 

また蒸留酒は、一般的にアルコール度が強いお酒が多いのも特徴です。

 

そのためストレートで飲むよりも、

水や炭酸で割って飲むことが多いため、

アルコールの分解に必要な水分も

同時に補給することができます。

このことも体の負担が小さい理由です。

 

そのため、蒸留酒の方がアルコールの分解が

スムーズに進む、醸造酒よりも二日酔いになりづらくなります。

 

まとめ

 

日本酒やワインは悪酔いしやすい、

と言われますが、理由がちゃんとありました。

 

でも蒸留酒だからと言って飲み過ぎは禁物。

お酒の特徴をよく知って、楽しくお付き合いしたいですね。