これからが旬 ズッキーニのおいしい食べ方
ここ数年程前から夏になると
スーパーで見かけるようになった野菜、ズッキーニ。
「あまり馴染みもないし食べ方もよくわからない」
こういった理由で買うことを
ためらってしまう人もいると思います。
そんな方のために今回はズッキーニについてご説明します。
ズッキーニはどんな野菜?
ズッキーニの見た目はキュウリによく似ていますよね。
だからキュウリの仲間だと考える方もいると
思いますが実は以外にもカボチャの仲間なんです。
原産国は北アメリカ南部やメキシコのようで
19世紀後半頃にイタリアで品種改良され
現在の細長い形になりました。
イタリア語でズッキーニは
「小さいかぼちゃ」と言う意味だそうです。
そしてヨーロッパでは実だけでなく花も食べられているんです。
日本でもズッキーニは栽培されていて
生産トップは長野県、次いで宮崎県。
二つの県で日本全体の約60%を占めています。
ズッキーニの栄養は?
「ズッキーニは味に癖もないし水分が
多いので食べてもあまり栄養にならないのでは?」
と思う方もいますよね。
でも、ダイエットする方にとって
とても魅力的な野菜なんです。
ズッキーニは低カロリーで糖質が低いのが特徴の野菜です。
更にむくみ解消が期待できるカリウム、
肌荒れに効果的なβカロテン、
シミやソバカスを防ぐビタミンC、
貧血の予防に効果的な葉酸などが含まれています。
また、水分量も豊富な為便秘解消にもつながります。
女性にうれしい効能がたくさんあるので
毎日の料理に積極的に取り入れたいですね。
どんな料理方法がベスト?
色々な栄養を含むズッキーニですが
栄養素を高める料理の仕方気になりますよね。
一番おすすめの方法は油を使って
焼いたり揚げたりする調理方法です。
なぜなら油と一緒に料理することで
βカロテンの吸水効率が上がるんです。
おすすめはラタトゥイユです。
- 鍋にオリーブオイルとニンニクを入れ弱火で炒めニンニクの香りを出します。
- ①にズッキーニなどの夏野菜(トマト、ナス、パプリカ、玉ねぎなど)を加え炒めます。
- トマト缶を加えしばらく煮ます。
- 具材が柔らかくなったあと塩、コショウで味付けすればできあがりです。
温かいものはもちろん冷たい状態でもおいしいですよ。
ただ、ズッキーニのダイエット効果を
期待している方は油の量は少なめにしましょう。
ズッキーニ 食べ方の疑問①生で食べられる?
「ズッキーニはカボチャの仲間なんだから
生では食べれないのでは?」
と思う方もいますよね。
でも実はズッキーニは生で食べることもできるんです。
皮はピーラーでむき薄くスライスすればすぐに食べられます。
味は淡泊なので洋風でも和風でも合います。
色々なサラダに加えることもできるし漬物にすることもできます。
ズッキーニ 食べ方の疑問②皮は食べられる?
ズッキーニの皮は若干固いですがこれも食べられます。
新鮮であれば皮も柔らかいので特に気になりません。
皮が気になるときはピーラーで皮を
縦じま模様になるようにむきましょう。
固さが気にならなくなりますし、
輪切りにすると見た目もおしゃれな感じになります。
ズードルって何?
ダイエットの効果が期待されるズッキーニですが
こんなおしゃれな食べ方もあるんです。
それが「ズードル」
ズッキーニを麺状にスライスしたものが
そう呼ばれているんです。
作り方は簡単です。
ズッキーニをベジヌードルスライサーで
スライスする、もしくはピーラーで
削ったあと細く切ればズードルの完成です。
あとはパスタを作るのと同じ要領で
自分好みに調理すればおいしくて
おしゃれなダイエット料理になります。
パスタよりもカロリーが低いのでぜひ試してみてください。
まとめ
日本人にとってあまり馴染みのない
ズッキーニですが栄養素も食べ方も
たくさんの魅力つまっている野菜ですよね。
ダイエットや健康を気にされている人で
まだ食べたことのない方は一度トライしてみてください。
きっとズッキーニが好きになると思います。