婚活市場で話題のマッチングアプリ。恋人や結婚に繋がる？
昨今では婚活という言葉がすっかり定着しましたね。
一言で婚活とは言っても、その様態は様々。
合コンへの参加や知人の紹介、
一時話題となった相席屋なんかもあったりします。
そして老舗的存在である婚活パーティーなど、
非常に多種多様な場が設けられています。
そんな中でも昨今よく耳にするのが、マッチングアプリ。
Facebookなどのアカウントを利用して、
希望する相手の情報を基に、知らない人と
アプリを通して知り合うことが出来るというもの。
出会い系サイトのように、得体の知れぬ人と
出会う訳ではないので、安心感があることが、
利用する際の大きなメリットかなと思います。
私の周りにも利用者がいて、まだあまり普及
していなかった頃だったので、
そのサービスを知るきっかけにもなりました。
とある男性利用者の場合
彼は３年ほど付き合った彼女と
別れてからというもの、どこか空元気に見えました。
それもそのはず、彼が一目惚れして
猛アタックした相手。結婚を視野に入れ、
2人でも生活できるようにと、
予め広めの一室を借りて暮らしていました。
ある時、彼を含む複数人で出かけた先でのこと。
軽い気持ちで、最近どうですか？と訊くと。
微笑みながら頷き、いい出会いがあったと言うではないですか！
皆は興味津々に、矢継ぎ早に質問をします。
まず初めに上がった声が、どこで出会ったのか？ということ。
それもそのはず、彼は複数の顧客を抱える、営業職のサラリーマン。
毎日のように客先に出向き、社に戻ってはパソコンに向かって残業の日々。
それに加え、社内には女性がごく僅か。
そんな中で密かに彼が出会いを手にしていたなんて、
周りがそわそわするのも無理はありません。
その時に聞いたのが、マッチングアプリ、という言葉。
彼はフェイスブックと連携させたアプリで、
１つ年上の素敵な女性と出会い、
既に２度も遊びに出かけたんだとか。
失恋した後の彼と言えば、カレーに幸福を
感じる物質が含まれるなんていう情報を
テレビで見たとかで、毎日カレーを食べていたというのに。
ちゃっかり幸せを見つけていました。
程なくして、2人はお付き合いすることになり。
今現在は、夫婦として幸せに暮らしています。
ちなみにお相手は、超がつくほどのお嬢様。
そんないい相手が見つかるなんて、
本当に良かった！と、人ごとながら
気分が高揚したと同時に、マッチングアプリ
というサービスの、需要と供給を一致させる力を
知ることにもなり、世の中便利になったなぁ
なんて思ったりもしていました。
とある女性利用者の場合
彼女はずっと、半年ほど付き合った歳下の彼を忘れられずにいました。
近しい間柄だからこそ、色んな情報が
入ってきてしまい、彼女にもう望みは
あまり無いことを知ってしまっていた私。
けれども、好きになること、好きでいることは本人の自由。
どういう形であれ、彼女が幸せになって
欲しいと陰ながら見守っていました。
転機は、彼女が彼のいる職場を、自ら離れたことでした。
仕事も辞めたし、何か新しいことをしてみよう！
そう思ってふと、前々から気になっていた
マッチングアプリを利用してみたそう。
実は彼女がその存在を知ったのは、
前述のとある男性、がきっかけでした。
どこでどう作用するか、人生って分からないから面白いですね。
そして先日久々に再会した彼女は、
どこか柔らかい雰囲気をまとっていました。
何も知らなかった私は、近況を知りたいけど訊けずにそわそわ。
そして話の流れから、
最近いい出会いあった？と軽―く言ってみました。
するとなんと、彼女もいつかの彼と
同じように微笑みながら、実は、、と。
その時既に、マッチングアプリで
出会った方とのお付き合いが始まっていました。
出会いには驚きましたが、自身が既婚でなければ、
もしくは独身に戻ったなら（笑）
ぜひとも利用してみたいと思ったものです。
彼女がずっと、恋愛において無理をして
疲れていたことは知っていました。
そんな彼女が、素のままの自分でいられるよ、
と穏やかに笑ったのを見て、なんだか胸が熱くなりました。
そのお相手に会う前に、2人ほど別の方とも
会ったそうですが、しっくりこなかったそうで。
その先に、一緒にいて落ち着く相手を見つけることが出来たそう。
まとめ 体験談からの個人的感想
メジャーにはなったとは言うものの、
まだまだ世間的には、出会いが
でも、出会いはどこに潜んでいるか分からないし、
身近などこを探しても無いとすれば。
ここにいながらどこかの誰かを、
探すことができるのが、マッチングアプリです。
そんな便利さを、生の体験を聞くことで、知ることが出来ました。
婚活、なんて肩肘張った言い方ではなく。
もっと気軽に利用してみてもいいのかな、なんて思います。
普通に暮らしていれば、一生に出会える
人の数なんて知れているし、
大人になればなるほど自由な時間は減り、
必然的に出会いも減っていく。
そんな中で１つのツールとして、出会いの形として。
どこかの誰かとの糸を結ぶこと、
手繰り寄せることが出来るかもしれませんよ。
